• ドラム録りをスムーズに行う準備事項
  • 2019/09/08
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  • 今回はドラム録りを行う上で事前に準備すべき5項目をピックアップしてみたいと思います。
    どのパートにおいても同じ事が言えますが、レコーディングの準備不足でレコーディング時間をロスするのは本当に勿体無いと感じます。

    しかもドラム録りはバンドレコーディングの際は1番最初にレコーディングする事が多く、ここで時間をロスすると残りの他パートのレコーディング時間を逼迫する事になります。

    当ブログをご覧になられている方には無駄のないレコーディングを行って頂きたく、またドラム録りを初めて行う方や、スムーズなドラム録りを行いたい方には必見の内容となっておりますので是非一読して頂ければと思います。

    プリプロデータのご用意

    ドラム録りを行う上でドラムチューニングやミュートでの音作りは非常に大切な作業となります。
    ドラムチューニングを行う際は各パートの個別でのプリプロデータがあると、ドラムの録り音が楽曲に必要な帯域かの確認がスムーズに進められます。

    逆にプリプロデータがない場合は、本当に楽曲に沿ったチューニングが行えているか不明確であり、またドラム録り以降にエディットやミックスダウンなどでドラムのピッチを変更する事は難しいです。
    だからこそドラム録りで正確なチューニングは必要不可欠な作業となり、確認用のプリプロデータの必要性は高いです。

    またプリプロデータと一緒にレコーディングすることで小節数のズレなども未然に防ぎ、テイクもオケに馴染むニュアンスで最終形に近い仕上がりで収録出来ます。(クリックとドラムだけのレコーディングの場合は、味気ない仕上がりになる可能性もあります)

    譜面のご用意

    プレイヤーの皆さんは楽曲を作っていたり練習されていたりと、少なくとも何度か楽曲に触れている時間があるかと思います。

    しかしレコーディングエンジニアは初見で楽曲に触れる事が多く、楽曲の構成やセクションなどがすぐに把握出来ない事もあります。
    レコーディングエンジニアが楽曲を把握するまでには、多少なりとも時間は必要になりますので譜面のご用意をお願いしております。

    五線譜でしっかり書かれている譜面からセクション名と小節数だけ記載されている簡単な構成譜でも、楽曲を把握出来るモノであれば基本的に問題ありません。

    ドラムヘッドの交換

    スネアやタムやバスドラムのドラムヘッドは新品に張り替える事をオススメします。
    劣化したヘッドを使用している場合、単体で聴いた時は違和感がなくてもオケに混ぜた途端に音抜けが悪くなる事が多いです。

    原因としては新品のヘッドに比べて劣化したヘッドは音抜けに必要な高域が失われており、ミックスダウンで音抜けに必要な高域を足す事も可能ですがバランスが崩れすこともあり、出来る限り録り音で仕上げる事が理想的です。
    また劣化したヘッドでレコーディングを行っているとレコーディング中に破けやすくなり、万が一ヘッドが破けた際は最悪録り直しになる事も想定されます。
    予備ヘッドもご用意頂けると安心してレコーディングが行えると思います。

    新品ヘッドに張り替えるタイミングとしてレコーディング前日に行い、少しテンションを強めに張ることをオススメします。
    レコーディング前日に張り替える事でレコーディング当日までにヘッドがしっかり伸びてシェルのエッジにも馴染むのでチューニングが安定します。

    シンバルのヒビや割れチェック

    普段から使用しているシンバルの細かなチェックを行うとヒビや割れがあったりするので、ドラム録り前にチェックが必要です。

    特にシンバルの裏面のヒビや割れには気付かない事が多く、裏面のヒビや割れはサスティーンが短くなったり本来のピッチとは異なるピッチになっていたりとサウンドに大きな影響を与えます。

    ドラム録りの場合はシンバル毎にマイクを立てる事は少なく、マルチマイクレコーディング(複数本のマイクで全体を収録する手法)で収録する事が殆どだと思いますので、ヒビや割れでサスティーンが短くなったり他シンバルとのバランスが難しい場合に、単一シンバルのみのコントロールが難しくなります。
    そうなる前にレコーディングで使用するシンバルの状態を確認して、バランスが取れたシンバルを揃えておく事が大切になります。

    ペダルのノイズチェック

    ペダルを踏んだ際に可動部が擦れるノイズもレコーディングでは避けたいポイントの1つです。(多くはキコキコやキュッキュッとする音が多いです)
    バスドラムを収録するマイクはジャンルにもよりますが、ロックの場合は打面の近くにマイクを設置することもあり、その場合顕著にペダルから発生するノイズを拾います。

    関節部が擦れるノイズの多くは、ミックスダウンでバスドラムの音抜けを担う帯域と被っている事が多く、音抜けをさせるとノイズが増え、ノイズを減らすと音抜けが悪くなく相互関係になります。

    まとめ

    【備えあれば憂いなし】という言葉がありますがレコーディングは本当にその通りだと思います。
    事前準備をしっかり行い、レコーディング当日は叩く事以外に余計な注力を注がないことも素晴らしいテイクを残す秘訣だと考えます。
    初心者の方も熟練エンジニアがしっかりフォローさせて頂きますので安心してご利用頂けます。
    最高のドラム録りをお手伝いさせて頂きますので皆様からのご連絡をお待ちしております。

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