• プログラムにおけるデータ型とは
  • 2017/02/15
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  • プログラムを書く上で色々なデータを取り扱う事になります。
    例えばJavaでプログラミングする場合によく使うデータ型は整数型、浮動小数点型、文字列型、真偽値型、参照型(クラス)でしょう。
    現在の手続き型プログラミング言語(C#、Java、C/C++ など)ではデータは固有の型を持つ、型システムという仕組みが言語仕様に採用されています。
    そもそもデータ型とはなんでしょうか、ここではデータ型について説明します。

    データ型のメリットとは

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    データ型とは値の種類が同じであるを保証する仕組みで、このデータの種類のことを型と呼びます。
    データ型があることでプログラマに大きなメリットが生まれ同じデータ型なら同じ操作で処理を行う事で、整数型で四則演算する場合など実際の値にかかわ
    らず安全に四則演算を行えます。

    コンパイル時に不正な処理を見つけることができ、整数型と文字列型の加算、整数型と真偽値型の乗算などを記述したソースコードをコンパイルすると、コンパイラはコンパイルエラーとしてプログラマに不正な処理があることを伝えることができ、データ型を採用するのはコンピュータ自体にもメリットがありあす。

    1つ目はメモリを効率的に使用できること、2つ目は値の不正な変更を防止できることです。
    コンピュータのメモリは有限の資源であり、データ型ごとに予めメモリ上に占めるサイズ(ビット数)が決める事により、メモリ上に無駄な隙間を作らずデータを配置できます。
    2つ目に関しては、例えばint型(4バイト)のデータNがあるとして、もしbyte型(1バイト)のデータBをNが格納されている最後の4バイトの目の位置に書き込んでしまうとどうなるでしょうか。この場合はまずNのデータが破壊されます。最悪の場合これがシステムがクラッシュの原因になるかもしれません。
    このように正しく型付けされたプログラムは不正な動作をしないと考える考え方を型安全性と呼びます。

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