月別アーカイブ: 2015年6月

  • レコーディング用のオススメドラムセッティング方法

  • 2015/06/29
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  • ドラムレコーディングは複数マイクを使用するマルチマイクでの録音方法が多いと思います。
    マルチマイクを使用する事で各パーツが綺麗に録れたり、ミックス時に調整が効いたりメリットもありますが、音被りや位相ズレ等のデメリットも存在します。
    そこで今回はレコーディングで綺麗に録れるドラムセッティングに注目してみたいと思います。

    音被りを意識したセッティング

    マルチマイクでレコーディングした場合、音が被りやすいのはキックとスネアが多いと思います。
    キックは毛布で覆い囲む事で被りを減らす事が出来ますが、スネアは他パーツが密集しているので毛布の使用は厳しいと思います。
    特にスネアに向けたマイクにハイハットが被る事は多く、ゲートで切る事も可能ですが出来る限りレコーディング時に被りを抑えるべきだと考えます。

    そこでオススメしたいのがスネアとハイハットの間隔を普段より離すセッティングです。
    物凄く原始的な方法ですが、レコーディングにおいてマイクからの距離を1cm離すだけで収録される音が大きく異なります。
    離す場所は上下や左右がありますがマイキングとの相性を含めて数パターン試すと違いがわかると思います。

    位相ズレを意識したセッティング

    位相ズレとはドラムと叩いてから各マイクに音が届く時間に差異があり、その差異が位相のズレとなります。
    位相のズレが発生すると音を消し合ってしまうので前に音が出なくなります。(位相のズレに関して簡略化して書いておりますが別記事にて位相ズレについて詳しく記載します)

    マイキングで位相を解消する事も大きいですが、セッティングでも位相のズレを解消する方法があります。
    位相ズレを起こしにくいセッティングはシンバルの高低差を無くす事です。
    極端に高いシンバルや低いシンバルがセッティングされていると各マイクへ到達する時間が異なり、位相のズレが発生しやすくなるので、出来る限り高低差を少なくすると位相のズレが少なくなります。

    また2枚のシンバルを同時に叩く場合、同じ高さのシンバルを叩いた時にはジャストに鳴っていても、
    大きく高低差があると叩くタイミングが微妙なズレてしまいシンバルの音抜けが悪くなる場合もあります。

    最後に

    マイキングは勿論ですが、セッティングでも録り音が大きく変わってきますので、セッティングでお悩みの方はレコーディングの際にエンジニアにご相談ください。
    皆様からのご連絡お待ちしております。

    ドラムセッティングからドラムサウンドを考えるCPR STUDIOはこちら

    【関連記事】
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    存在感あるドラムサウンドを録る為のヘッド選び
    ドラムレコーディングの決め手
    ドラムレコーディング方法は4パターンあります。

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  • 仕上がりイメージが見えるサンプル音源が視聴可能

  • 2015/06/29
  • Category:
  • 初めてレコーディングを行うスタジオの場合、仕上がりイメージが見えないままご予約するのは大変不安だと思います。
    CPR STUDIOではエンジニアページにてレコーディングで参加したサンプル音源を視聴する事が可能です。
    サンプル音源を聞いて頂く事により、完成した音源をイメージしやすいと思います。
    またHP掲載以外にもご視聴頂けるサンプル音源をご用意しておりますので、お気軽にご連絡頂ければと思います。
    下記は今回追加したサンプル音源となります。

    ●サトウユウ参加作品
    More『hypno』レコーディング

    THE BLACK SWAN『赫音 -justitia-』レコーディング

    トランスノート『träumend』レコーディング、ミックス、マスタリング

    THE MADCAP LAUGHS『THE MIDNIGHT LOVE』レコーディング

    ●嶋谷-Sakura-洋二参加作品
    CherryHearts『Happy Logic』レコーディング、ミックス

    仕上がりイメージが見えるサンプル音源が視聴可能なCPR STUDIOはこちら

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  • レコーディング(XII-Destructive Agent of JAP)

  • 2015/06/29
  • Category:
  • jap2
    XII-Destructive Agent of JAPのレコーディングを行っておりました。

    1日で全パートを2曲収録するタイトなスケジュールの中、
    即興やレコーディング時の化学反応を柔軟に取り入れる事で、プリプロを超える完成度に仕上がっております。

    ドラムの$さんはCPR STUDIO常設のTAMA Granstar Customを使用し、
    1バス、1タム、1フロアのセッティングで$さんのご要望に沿う音色にチューニングさせて頂きました。
    ベースのtsuyoshiさんはヘッドアンプのTC ELECTRONIC RH750で音作りを行い、ドラムと同時に録音されておりました。
    ギターの忍さんは本人のご要望でBOSSのマルチエフェクターからライン録りを行い、
    またレコーディング用にギターを複数本ご用意されており、楽曲応じたギターサウンドを入念に作り込んでおりました。
    ボーカルのLさんはメインメロディーは勿論、コーラスワークがレイヤーを入念に考えられており、
    コーラスを重ねる度に、エンジニアの予想を超える素晴らしいコーラスワークを収録しました。
    収録したデータを元にDJのサンプリングやスクラッチ等のデータを差し込んでからミックスに入る事になります。

    1日2曲収録等、ご予算に応じて臨機応変に対応させて頂きますので、レコーディングをご検討されている方はお気軽にご連絡頂けたらと思います。
    皆様からのご連絡をお待ちしております。

    1日2曲収録も可能なCPR STUDIOはこちら

    XII-Destructive Agent of JAP OFFICIAL PAGE

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  • 第34弾 CLUSADE Glam Grammarを6/27から7/11までヴィジュクルにて開催!!

  • 2015/06/26
  • Category:
  • 90

    第34弾 CLUSADE Glam Grammarを6/27から7/11までヴィジュクルにて開催!!

    【VISUALCRUSADE-ヴィジュクル-】 Mobageにて好評配信中!!

    ヴィジュアル系メンバーカードを集めて育てて、最強バンドを目指す育成型カードRPG。
    メンバーカードは随時増加!!
    好みのメンバーを集めて、あなただけのオリジナルバンドを作ろう!!

    iPhone / Android端末対応
    基本プレイ無料 / アイテム課金制

    ★Glam Grammarレイドボスイベント期間★
    2015/6/27 00:00〜2015/7/11 23:59

    [OFFICIAL]
    VISUALCRUSADE-ヴィジュクル-[OFFICIAL HP]
    http://visual-crusade.com/

    VISUALCRUSADE-ヴィジュクル-[Mobage]
    http://www.mbga.jp/_game_intro?game_id=12015827

    Glam Grammar 最新情報

    ●活動休止ONEMAN『終わりますん。』
    2015/07/04(SAT)
    [会場]池袋EDGE
    [時間]開場17:30/開演18:00
    [料金]前売り3,000円/当日3,500円(D代別)

    5/6(水)よりGlam Grammar物販(A1~A150)
    5/10(日)よりイープラス発売開始(B1~)
    イープラス
    ※チケット予約無し
    [お問い合わせ]池袋EDGE 03-6907-1811

    ●Glam Grammar OFFICIAL SITE
    http://glamgrammar.com/

    ■『東京名無しちゃん♀』 MV SPOT

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  • 6時間で5曲収録するドラムレコーディング

  • 2015/06/26
  • Category:
  • IMG_8302
    3ピースバンドのドラムレコーディングを行っておりました。
    6時間で5曲収録とタイトなスケジュールにも関わらず迫力あるドラムサウンドを収録し、お客様持込のマイクも積極的に使用させて頂きました。

    また今後Cubaseでレコーディングや編集を行うとの事で、wavデータとPro Toolsのセッションデータを納品させて頂きました。
    wavデータでお渡しする事でPro Tools以外のDAWでも継続して作業して頂けます。
    wav以外のデータ形式でも納品可能となっておりますので、ご予約の際にご連絡頂けたらと思います。
    皆様からのご連絡お待ちしております。

    タイトなスケジュールにも柔軟に対応するCPR STUDIOはこちら

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  • ボーカル、ベースレコーディング(Nihilizm)

  • 2015/06/25
  • Category:
  • Nihilizmの10月発売の1st Full Album『arguere – アルグエレ -』のボーカル録りとベース録り行っておりました。

    本日はミディアムテンポの楽曲の収録で、ベース録りでは隼人さん所有のSadowskyの5弦ベースを使用。
    暖かくマイルドなサウンドになるように各種エフェクターやケーブルを数パターン試したりと、入念なサウンドメイキングを行いました。
    ベース録りはライン録りとアンプ録りを同時行っており、エフェクター1個またはケーブル1本、変えるだけで音色が大きく変わってきます。

    ボーカル録りではマイクにLEWITT LCT940を使用し、TUBE40%とFET60%のバランスで収録しております。
    TUBEのウォーム感とFETの歯切れ良さが絶妙に合わさる事で存在感あるボーカルを収録しております。

    またシーケンス(同期)の差替えを行いたいとの要望があり、ご用意されたMIDIデータを元に
    CPR STUDIOに導入されているソフトシンセの音色に差し替えておりました。
    その際も入念に1つ1つの音色をチェックしてエディットしたりと非常に細かい拘りが伺えます。

    ソフトシンセは30種類以上をご用意しておりますので、DAW付属ソフトシンセではカバー出来ない音色を高音質で仕上げます。
    時間内であればソフトシンセの差替えも無料で行いますので、音色でお悩みの方はご予約の際にご連絡頂ければと思います。

    30種類以上のソフトシンセで納得出来るシーケンスサウンドに仕上げるCPR STUDIOはこちら

    Nihilizm OFFICIAL WEBSITE

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  • エンジニア観点による打込みドラムの理想形

  • 2015/06/23
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  • ここ数年、ドラム音源のクオリティーが高まり、ミックスの際に打込みドラムで依頼するお客様が増えております。
    そこで今回はCPR STUDIOのエンジニア観点による、打込みドラムの仕上がりが良くなる方法に注目してみたいと思います。

    打込みドラムの特性とは

    そもそも生ドラムと打込みドラムは音質、表現力など含め全く異なる楽器であると考えてます。
    生ドラムをレコーディングする際はドラム機材やマイク等のセッティングが1度音が決まると、曲を録り終えるまで変更する事はありませんが、打込みドラムの場合はミックスに落とし込む寸前まで自由に変更する事が出来ます。

    後者のように自由に変更出来た方が良いと思う方もいますが、実はその逆もあり、自由が効き過ぎてドラムサウンドの方向性を見失う事もあります。
    ドラムは楽曲の骨組みとなるのでドラムサウンドの方向性が定まっていないと弦楽器、ボーカル、シーケンスの方向性もブレてきて、楽曲が纏まらなくなります。
    上記含め、ドラムサウンドの方向性には十分注意が必要です。

    ●EQやコンプが掛かっていないドライ音を使用
    ドラム音源は即戦力なサウンドになるようにデフォルトでEQやコンプやリバーブが使用されている事が多いです。
    各種エフェクトが使用されているとエンジニアが自由に音作り出来なくなるのでミックスの際はドライ音でお渡しする事をオススメします。

    ●複数ドラム音源、ワンショット音源の使用
    また1つのドラム音源で全てのドラムサウンドを構築するのではなく、複数のドラム音源を使用する事で音のキャラクターをつける事が出来ます。
    またワンショット系のサンプルも積極的に使用する事で個々の音のキャラ立ちが良くなります。
    CPR STUDIOではキックとスネアはBFD、タムはAddictive drum、シンバルはSonic Reality OceanWay Drums Gold Editionをメイン使用して、不足部分にはワンショット系サンプルを使用しております。

    ●クオンタイズをコントロール
    またクオンタイズをグリッドにピッタリ合わせるのではなく数ティックずらす事で人間味あるノリが出来てきます。
    グリッドに完全一致するドラマーはいないので参考となるドラマーを決めてクオンタイズのズレを研究すると面白いと思います。

    ●ベロシティ
    またベロシティもベタ打ちではなく、Melodyne等で各パーツのベロシティを図るとリズムのノリを再現する事が出来ます。
    パッドを搭載したMIDIコントローラーを使用するとノリが出てきやすいです。

    ●シンバルのみ収録
    ドラム音源に収録されているキック、スネア、タムはかなり生ドラムに近いサウンドですが、
    シンバルはどうしてもエアー感が足りず物足りない事も多いです。
    その場合はスタジオでシンバルのみ収録する事もあり、スタジオのマルチマイクで収録する事で、エアー感を補う事が出来ます。

    最後に

    打込みドラムの良い部分と良くない部分を把握する事で、楽曲に沿うドラムサウンドのアプローチが出来てくると思います。
    また1度ドライ音からラフミックスを作る事で、EQやコンプとの絡み方を再確認出来るすると理想のドラムサウンドに近付けると思います。
    CPR STUDIOでは打込みドラムの作成も行っておりますので、打込みドラムでお悩みの方からのご連絡もお待ちしております。

    理想のドラムサウンド作りに全力でお付き合いさせて頂くCPR STUDIOはこちら

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  • 真空管の交換手順(HHB FATMAN)

  • 2015/06/22
  • Category:
  • 宅録を行っている方の中で真空管が入っている機材(マイクプリ、コンプレッサー等)をお使いの方もいらっしゃると思います。
    真空管は2~3年での交換が目安となっており、定期的に交換する事で機材への負担が減り、良質な音を確保する事が出来ます。
    真空管の交換が難しいと思っている方も多いですが、実は意外と簡単で、なおかつ真空管のキャラクターによって音質も大きく変わってくる所も真空管交換の醍醐味の1つです。

    今回は真空管交換を行った事がない方や、真空管交換を行いたいが交換方法がわからない方の為に、CPR STUDIOで真空管を交換した実例を元に注目してみたいと思います。

    HHB FATMANの真空管を交換

    今回は主にライン録りの際に使用している『HHB FATMAN』の真空管を交換しました。
    FATMANのアタックとリリースはFASTとSLOWの2択で音決めも早く、
    コンプレッサーのオンオフに関わらずシグナルが真空管を通っているので、
    通しただけで太さとアナログ感が増し、他楽器との馴染みが良く非常に使用頻度が高いコンプレッサーです。
    またステレオ入出力となっておりますのでギター、ベースは勿論、キーボードの方にもご利用頂いております。

    IMG_8198
    真空管はデュアル3極管(ECC83/12AX7A)を使用しており、今回もコンプレッションの強さが特徴のSOVTEK『12AX7WA』を選択しております。

    IMG_8196
    早速FATMANを蓋をあけるとそこにはむき出しの真空管があり、
    かなりしっかり組み込んであったので真空管が割れないように細心の注意を払って取り出しました。
    無理して脱着を行うと真空管と基盤の接続部分は折れる事もあるので要注意が必要です。

    IMG_8197
    取り出した真空管を比較してましたが新品が左、交換前が右となっており、
    写真ではわかりづらいですが交換前は真空管自体が雲がかっているのがわかります。

    IMG_8195
    真空管の近くには115V仕様のFATMANのロゴ入りトランスがありました。
    CPR STUDIOはFATMANを115Vで動作させており、真空管を始めたとした各パーツの本質を引き出しております。

    真空管交換後のサウンドチェックではコンプレッションの掛かりも良くなり、出力される音がより一層前に主張する印象を受けました。
    消耗品である真空管をCPR STUDIOでは定期的に交換しておりますので、常時真空管の良さを収録する事が可能です。

    最後に

    機材を壊してしまいそうで自信がない場合やご自身で交換する事が難しい場合はメーカーや代理店、専門店に依頼する事をオススメします。(ご自身での真空管交換はメーカー保証対象外となります)
    CPR STUDIO別階のギターリペアショップDNS-Draw a New Sound-でも各種機材メンテナンスを行っており、真空管交換の実績はありますので、お困りの際はご連絡頂けたらと思います。(ディスコン機材や直輸入楽器も対応可能)

    ウォームな真空管を使用してコシのあるサウンドでレコーディングを行えるCPR STUDIOはこちら

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  • Victor EX-A1を導入しました。

  • 2015/06/22
  • Category:
  • CPR STUDIOではモニタースピーカーにEVE AUDIO SC207、FOSTEX NF-01を導入しており音の細部まで確認して頂ける環境となっております。
    しかし音の解像度、レンジの広さ、出力サイズなどリスナー環境とは異なる点もあり、
    完成前に民生用オーディオで確認したいとのご要望を受けましてVictor EX-A1を導入しました。

    多くのレコーディングスタジオに導入してあった定番ラジカセ『SONY ZSシリーズ』が生産終了となり、
    供給パーツが縮小し修理を行える環境が少なくなったので、SONY ZSシリーズの代替機として導入するレコーディングスタジオが多く、その音質は音楽業界内からもお墨付きです。
    ウッドコーンから響くナチュラルなサウンドでレコーディングしたサウンドをチェックして頂ければと思います。

    民生用オーディオで最終チェックを行いより良い音質に仕上げるCPR STUDIOはこちら

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