年別アーカイブ: 2015年

  • 第34弾 CLUSADE Glam Grammarを6/27から7/11までヴィジュクルにて開催!!

  • 2015/06/26
  • Category:
  • 90

    第34弾 CLUSADE Glam Grammarを6/27から7/11までヴィジュクルにて開催!!

    【VISUALCRUSADE-ヴィジュクル-】 Mobageにて好評配信中!!

    ヴィジュアル系メンバーカードを集めて育てて、最強バンドを目指す育成型カードRPG。
    メンバーカードは随時増加!!
    好みのメンバーを集めて、あなただけのオリジナルバンドを作ろう!!

    iPhone / Android端末対応
    基本プレイ無料 / アイテム課金制

    ★Glam Grammarレイドボスイベント期間★
    2015/6/27 00:00〜2015/7/11 23:59

    [OFFICIAL]
    VISUALCRUSADE-ヴィジュクル-[OFFICIAL HP]
    http://visual-crusade.com/

    VISUALCRUSADE-ヴィジュクル-[Mobage]
    http://www.mbga.jp/_game_intro?game_id=12015827

    Glam Grammar 最新情報

    ●活動休止ONEMAN『終わりますん。』
    2015/07/04(SAT)
    [会場]池袋EDGE
    [時間]開場17:30/開演18:00
    [料金]前売り3,000円/当日3,500円(D代別)

    5/6(水)よりGlam Grammar物販(A1~A150)
    5/10(日)よりイープラス発売開始(B1~)
    イープラス
    ※チケット予約無し
    [お問い合わせ]池袋EDGE 03-6907-1811

    ●Glam Grammar OFFICIAL SITE
    http://glamgrammar.com/

    ■『東京名無しちゃん♀』 MV SPOT

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  • 6時間で5曲収録するドラムレコーディング

  • 2015/06/26
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  • IMG_8302
    3ピースバンドのドラムレコーディングを行っておりました。
    6時間で5曲収録とタイトなスケジュールにも関わらず迫力あるドラムサウンドを収録し、お客様持込のマイクも積極的に使用させて頂きました。

    また今後Cubaseでレコーディングや編集を行うとの事で、wavデータとPro Toolsのセッションデータを納品させて頂きました。
    wavデータでお渡しする事でPro Tools以外のDAWでも継続して作業して頂けます。
    wav以外のデータ形式でも納品可能となっておりますので、ご予約の際にご連絡頂けたらと思います。
    皆様からのご連絡お待ちしております。

    タイトなスケジュールにも柔軟に対応するCPR STUDIOはこちら

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  • ボーカル、ベースレコーディング(Nihilizm)

  • 2015/06/25
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  • Nihilizmの10月発売の1st Full Album『arguere – アルグエレ -』のボーカル録りとベース録り行っておりました。

    本日はミディアムテンポの楽曲の収録で、ベース録りでは隼人さん所有のSadowskyの5弦ベースを使用。
    暖かくマイルドなサウンドになるように各種エフェクターやケーブルを数パターン試したりと、入念なサウンドメイキングを行いました。
    ベース録りはライン録りとアンプ録りを同時行っており、エフェクター1個またはケーブル1本、変えるだけで音色が大きく変わってきます。

    ボーカル録りではマイクにLEWITT LCT940を使用し、TUBE40%とFET60%のバランスで収録しております。
    TUBEのウォーム感とFETの歯切れ良さが絶妙に合わさる事で存在感あるボーカルを収録しております。

    またシーケンス(同期)の差替えを行いたいとの要望があり、ご用意されたMIDIデータを元に
    CPR STUDIOに導入されているソフトシンセの音色に差し替えておりました。
    その際も入念に1つ1つの音色をチェックしてエディットしたりと非常に細かい拘りが伺えます。

    ソフトシンセは30種類以上をご用意しておりますので、DAW付属ソフトシンセではカバー出来ない音色を高音質で仕上げます。
    時間内であればソフトシンセの差替えも無料で行いますので、音色でお悩みの方はご予約の際にご連絡頂ければと思います。

    30種類以上のソフトシンセで納得出来るシーケンスサウンドに仕上げるCPR STUDIOはこちら

    Nihilizm OFFICIAL WEBSITE

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  • エンジニア観点による打込みドラムの理想形

  • 2015/06/23
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  • ここ数年、ドラム音源のクオリティーが高まり、ミックスの際に打込みドラムで依頼するお客様が増えております。
    そこで今回はCPR STUDIOのエンジニア観点による、打込みドラムの仕上がりが良くなる方法に注目してみたいと思います。

    打込みドラムの特性とは

    そもそも生ドラムと打込みドラムは音質、表現力など含め全く異なる楽器であると考えてます。
    生ドラムをレコーディングする際はドラム機材やマイク等のセッティングが1度音が決まると、曲を録り終えるまで変更する事はありませんが、打込みドラムの場合はミックスに落とし込む寸前まで自由に変更する事が出来ます。

    後者のように自由に変更出来た方が良いと思う方もいますが、実はその逆もあり、自由が効き過ぎてドラムサウンドの方向性を見失う事もあります。
    ドラムは楽曲の骨組みとなるのでドラムサウンドの方向性が定まっていないと弦楽器、ボーカル、シーケンスの方向性もブレてきて、楽曲が纏まらなくなります。
    上記含め、ドラムサウンドの方向性には十分注意が必要です。

    ●EQやコンプが掛かっていないドライ音を使用
    ドラム音源は即戦力なサウンドになるようにデフォルトでEQやコンプやリバーブが使用されている事が多いです。
    各種エフェクトが使用されているとエンジニアが自由に音作り出来なくなるのでミックスの際はドライ音でお渡しする事をオススメします。

    ●複数ドラム音源、ワンショット音源の使用
    また1つのドラム音源で全てのドラムサウンドを構築するのではなく、複数のドラム音源を使用する事で音のキャラクターをつける事が出来ます。
    またワンショット系のサンプルも積極的に使用する事で個々の音のキャラ立ちが良くなります。
    CPR STUDIOではキックとスネアはBFD、タムはAddictive drum、シンバルはSonic Reality OceanWay Drums Gold Editionをメイン使用して、不足部分にはワンショット系サンプルを使用しております。

    ●クオンタイズをコントロール
    またクオンタイズをグリッドにピッタリ合わせるのではなく数ティックずらす事で人間味あるノリが出来てきます。
    グリッドに完全一致するドラマーはいないので参考となるドラマーを決めてクオンタイズのズレを研究すると面白いと思います。

    ●ベロシティ
    またベロシティもベタ打ちではなく、Melodyne等で各パーツのベロシティを図るとリズムのノリを再現する事が出来ます。
    パッドを搭載したMIDIコントローラーを使用するとノリが出てきやすいです。

    ●シンバルのみ収録
    ドラム音源に収録されているキック、スネア、タムはかなり生ドラムに近いサウンドですが、
    シンバルはどうしてもエアー感が足りず物足りない事も多いです。
    その場合はスタジオでシンバルのみ収録する事もあり、スタジオのマルチマイクで収録する事で、エアー感を補う事が出来ます。

    最後に

    打込みドラムの良い部分と良くない部分を把握する事で、楽曲に沿うドラムサウンドのアプローチが出来てくると思います。
    また1度ドライ音からラフミックスを作る事で、EQやコンプとの絡み方を再確認出来るすると理想のドラムサウンドに近付けると思います。
    CPR STUDIOでは打込みドラムの作成も行っておりますので、打込みドラムでお悩みの方からのご連絡もお待ちしております。

    理想のドラムサウンド作りに全力でお付き合いさせて頂くCPR STUDIOはこちら

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  • 真空管の交換手順(HHB FATMAN)

  • 2015/06/22
  • Category:
  • 宅録を行っている方の中で真空管が入っている機材(マイクプリ、コンプレッサー等)をお使いの方もいらっしゃると思います。
    真空管は2~3年での交換が目安となっており、定期的に交換する事で機材への負担が減り、良質な音を確保する事が出来ます。
    真空管の交換が難しいと思っている方も多いですが、実は意外と簡単で、なおかつ真空管のキャラクターによって音質も大きく変わってくる所も真空管交換の醍醐味の1つです。

    今回は真空管交換を行った事がない方や、真空管交換を行いたいが交換方法がわからない方の為に、CPR STUDIOで真空管を交換した実例を元に注目してみたいと思います。

    HHB FATMANの真空管を交換

    今回は主にライン録りの際に使用している『HHB FATMAN』の真空管を交換しました。
    FATMANのアタックとリリースはFASTとSLOWの2択で音決めも早く、
    コンプレッサーのオンオフに関わらずシグナルが真空管を通っているので、
    通しただけで太さとアナログ感が増し、他楽器との馴染みが良く非常に使用頻度が高いコンプレッサーです。
    またステレオ入出力となっておりますのでギター、ベースは勿論、キーボードの方にもご利用頂いております。

    IMG_8198
    真空管はデュアル3極管(ECC83/12AX7A)を使用しており、今回もコンプレッションの強さが特徴のSOVTEK『12AX7WA』を選択しております。

    IMG_8196
    早速FATMANを蓋をあけるとそこにはむき出しの真空管があり、
    かなりしっかり組み込んであったので真空管が割れないように細心の注意を払って取り出しました。
    無理して脱着を行うと真空管と基盤の接続部分は折れる事もあるので要注意が必要です。

    IMG_8197
    取り出した真空管を比較してましたが新品が左、交換前が右となっており、
    写真ではわかりづらいですが交換前は真空管自体が雲がかっているのがわかります。

    IMG_8195
    真空管の近くには115V仕様のFATMANのロゴ入りトランスがありました。
    CPR STUDIOはFATMANを115Vで動作させており、真空管を始めたとした各パーツの本質を引き出しております。

    真空管交換後のサウンドチェックではコンプレッションの掛かりも良くなり、出力される音がより一層前に主張する印象を受けました。
    消耗品である真空管をCPR STUDIOでは定期的に交換しておりますので、常時真空管の良さを収録する事が可能です。

    最後に

    機材を壊してしまいそうで自信がない場合やご自身で交換する事が難しい場合はメーカーや代理店、専門店に依頼する事をオススメします。(ご自身での真空管交換はメーカー保証対象外となります)
    CPR STUDIO別階のギターリペアショップDNS-Draw a New Sound-でも各種機材メンテナンスを行っており、真空管交換の実績はありますので、お困りの際はご連絡頂けたらと思います。(ディスコン機材や直輸入楽器も対応可能)

    ウォームな真空管を使用してコシのあるサウンドでレコーディングを行えるCPR STUDIOはこちら

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  • Victor EX-A1を導入しました。

  • 2015/06/22
  • Category:
  • CPR STUDIOではモニタースピーカーにEVE AUDIO SC207、FOSTEX NF-01を導入しており音の細部まで確認して頂ける環境となっております。
    しかし音の解像度、レンジの広さ、出力サイズなどリスナー環境とは異なる点もあり、
    完成前に民生用オーディオで確認したいとのご要望を受けましてVictor EX-A1を導入しました。

    多くのレコーディングスタジオに導入してあった定番ラジカセ『SONY ZSシリーズ』が生産終了となり、
    供給パーツが縮小し修理を行える環境が少なくなったので、SONY ZSシリーズの代替機として導入するレコーディングスタジオが多く、その音質は音楽業界内からもお墨付きです。
    ウッドコーンから響くナチュラルなサウンドでレコーディングしたサウンドをチェックして頂ければと思います。

    民生用オーディオで最終チェックを行いより良い音質に仕上げるCPR STUDIOはこちら

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  • 真悠さん(トランスノート)がCPR STUDIOにお越し頂きました。

  • 2015/06/20
  • Category:
  • traumendトランスノートの真悠さんがCPR STUDIOにお越し頂きました。
    真悠さんはご自身のバンド『トランスノート』のベースレコーディングをPro Toolsで行っており、ベース同様にDAWにも大変精通しているベーシストです。

    7月にリリースされる1st Mini Album「träumend」はCPR STUDIOでレコーディング、ミックス、マスタリングを行っております。
    真悠さんはレコーディングのディレクションやミックスの指示も的確に行っており、
    聞き所満載の新譜を是非チェックして頂けたらと思います。

    ●1st Mini Album「träumend」

    2015.07.01 Release / [SIMR-002]
    CD+DVD
    ¥3,024(tax in)

    【CD】
    01.ouvertüre
    02.Reject
    03.paradox
    04.lilith
    05.嘆きのスカーレット
    06.柊

    【DVD】
    01.Reject – Music Video –

    トランスノート Official Web Site

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  • プロとアマチュアとのミックス、マスタリングの差異

  • 2015/06/18
  • Category:
  • 自宅やリハーサルスタジオでセルフレコーディングを行い、その後セルフミックスやマスタリングを行ったが満足行く内容に仕上がらなかった事もあるかと思います。
    これは誰もが通る通過点であり、悩み考え、試行錯誤を繰り返す事でその先にステップに進んでいきます。
    今回はプロとアマチュアのミックス、マスタリングの違いに注目したいと思います。

    エディット、ミックス、マスタリング技術の差異

    仕上がりの違いの最も大きい理由はエディット、ミックス、マスタリング技術の差異です。

    CPR STUDIOのエンジニアの場合、年間100タイトル以上のミックス、マスタリングを行っており、
    瞬時に曲の良し悪しを把握して、完成イメージを作り上げる事で無駄のない作業で素早く仕上げます。

    また多種多様な楽曲に対してより良い完成イメージを作る為に、
    エンジニアは日頃から世界中のアーティストの音源やライブを入念にチェックし、
    往年の楽曲から最先端の楽曲まで幅広く聞き込みイメージの原型を取り込んでおります。

    CPR STUDIOはロックやポップスなどのバンドレコーディングが多いと思われている方もいらっしゃいますが、
    テクノやEDMの打込みサウンドからジャズ、アンビエント、演歌等、幅広いジャンルのレコーディングに参加しておりますので、
    ジャンルを超えた技術を提供出来る事も差異の1つです。

    これは経験を積み重ねる事でしか得られない技術で、音楽雑誌やYoutubeでいくら勉強しても、経験で得た技術を上回る事はないと考えております。

    機材の差異

    また機材の違いも仕上がりに影響します。

    商用スタジオの殆どは業界標準となっているProTools HDもしくはHDX使用しており、
    トラック数の制限、使用出来るプラグイン数、サラウンド対応などCPUベースのDAWとは圧倒的なテクノロジーの差異があります。
    WAVES、McDPS、SONOXX等の様々なアプローチに対応出来るプラグインを使用している事も差異の1つでしょう。

    またアウトボードも積極的に使用してアナログのニュアンスを取り入れており、
    内部ミックスだけでは再現出来ない楽曲が求める最終形に近付ける事が出来ます。
    宅録ユーザーが導入する事が少ないマスタークロックも導入する事で、クロックが安定してジッターを最小限にキープしています。

    上記以外にもCPR STUDIOでは各種機材ケーブルはMacとI/Oを結ぶケーブルにはOYAIDE PA-26HD、
    MacとHDDを結ぶケーブルにもOYAIDE D+FW6*9、
    楽器ケーブルにBELDEN、MOGAMI、MONSTER CABLE等を使用してノイズ対策や音質向上にも力を入れております。
    機材を動かす電気にも細心の注意を図り、電源にスター電気 アイソレーショントランス、
    電源ケーブルにはOYAIDEやZonotoneを使用して100Vまたは115Vのクリーンな電気を使用する事で違いが出てきます。

    最後に

    上記2点の違い以外にも様々な要因があると思いますが、
    先程もお伝えしましたが経験の有無が殆どだと思います。

    CPR STUDIOではミックス、マスタリングにテンプレートがある訳でもなく、全て経験で得た『感覚』で1曲1曲丁寧に仕上げております。
    旬な技術もいち早く導入して最先端の仕上がりを心掛けております。

    自宅やリハスタでご自身でレコーディングしたデータを元にリーズナブルな料金でミックス、マスタリングを行っておりますので
    メール(info@cpr-inc.jp)またはHPのフォームからお問合せ頂けたらと思います。
    皆様からのご連絡お待ちしております。

    セルフレコーディングしたデータをリーズナブル価格でミックスして最高のサウンドに仕上げるCPR STUDIOはこちら

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  • エディット作業の基本となる8項目

  • 2015/06/17
  • Category:
  • 音楽に携わっておりますとレコーディングとミックスと言うキーワードをよく耳にする事が多く、
    音楽関係者の方はそれぞれの意味をご存じの方も多いと思います。

    しかしレコーディングとミックスの間にはエディットと言う作業があり、
    エディットの作業内容をご存じではない方や何となくわかっている方が多いので、
    今回はエディットの全貌に注目してみたいと思います。

    単にエディットと言ってもエンジニアによっては作業内容が異なります。
    今回はCPR STUDIOでバンドレコーディングした際のエディット作業のご説明となり、
    下記8項目が基本となります。

    1.ドラムの位相調整
    2.ドラムのリプレイス
    3.ドラムの整音調整

    4.弦楽器の位相調整
    5.弦楽器の整音調整

    6.ボーカルの整音調整
    7.ボーカルのピッチ修正
    8.ボーカルのオートメーション

    ドラムのエディット作業

    1.ドラムの位相調整
    ドラムレコーディングは複数のマイクで同時に録る形(マルチマイク)が殆どで、
    マイク毎にマイクと楽器の距離が異なります。
    距離が異なると言う事は収録されるタイミングが微妙にズレてしまい、位相にズレが生じます。
    位相がズレると個々の音が干渉を起こし始めて、本来の前に出るべき音が再生出来ません。
    そこで本来収録されるタイミングに位相を調整する事で、個々の音の干渉を防ぎ本来の音を再生します。

    2.ドラムのリプレイス
    ダウンチューニングや大量のシーケンスが曲を覆い尽くす場合、
    どうしてもドラム本来の音ではパワー不足になったりとイメージするドラムサウンドにならない事もあります。
    そんな場合はドラムの音をトリガーで検知して異なるサンプル素材を鳴らす事により、
    ドラムサウンドがよりパワフルになるように付加します。
    CPR STUDIOではトリガー専用プラグイン(WaveMachineLabs Drumagog)でリプレイスを行っており、強弱やニュアンスにも柔軟に対応しております。
    収録曲のイメージや音楽性、ドラマーの意向によってはリプレイスが不要な場合もあり、その際はリプレイスは行いません。

    3.ドラムの整音調整
    リプレイス後は整音作業に入ります。
    整音作業とはノイズ除去や不要な波形をカットしたりフェードかける作業です。
    キメが多い楽曲の場合、空白部分にシンバルの余韻が入ったりする事があるので空白部分をスッキリ聞かせる作業もこちらで行います。
    ロック系やタイトな音楽性の場合、CPR STUDIOではタムとフロアタムに関しては音が鳴っている箇所のみ使用して、音が鳴っていない箇所は全て波形をカットしており、その作業もこのタイミングで行います。

    またドラム録りが終了した際にもドラムのタイミング補正を行っており、
    スネアやキックが早かったり遅かったりした際の修正も行っております。
    タイミング補正を行うとリズムにヨレがないドラムサウンドとなり、
    ドラム録り以降のレコーディングがスムーズ且つ仕上がりも綺麗になります。

    弦楽器のエディット作業

    4.弦楽器の位相調整
    弦楽器もドラム同様にアンプから出力されている音を複数マイクにて収録しており、
    各マイクに位相のズレが発生しますので調整します。
    マイクプリアンプやマイクケーブルによって逆相になっている事も稀にありますのでこのタイミングでチェックします。

    5.弦楽器の整音調整
    続いて弦楽器の整音調整です。
    弦楽器はドラムや打楽器に比べてリリース(音の減衰)が長いのでリリースに応じたフェードをかける事が重要なポイントとなります。
    ピックが弦に当たる際に発生するノイズや弦移動の際のタッチノイズもこのタイミングで除去します。

    ボーカルのエディット作業

    6.ボーカルの整音調整
    ボーカルは楽曲の中でもメインのなるパートなのでエディット作業も1番重要で時間がかかります。
    まず他楽器同様に整音作業から始めます。
    リップノイズや不要なブレス等は全てカットします。
    また外部スタジオで収録された持込データが歪んでいる場合もこのタイミングで調整します。

    7.ボーカルのピッチ修正
    整音が完了したらピッチ修正です。
    CPR STUDIOではレコーディング前にガイドメロディーを打ち込んだMIDIデータを頂いて、
    ガイドメロディーを聞いてレコーディングを行う事が多く、レコーディングの際のピッチのズレを最小限に抑えております。
    しかし全てのピッチを外さず、なおかつ曲に合ったニュアンスで歌うのは難しく修正する事もあります。
    またレコーディング時にはハモりパートを録っていなかったが、
    聞き込んでいく内にハモりが欲しくなった場合もこのタイミングで主メロからハモりを作り、
    ケロケロボイスもこのタイミングで作成します。
    ピッチ修正はAntares Auto-Tune、Celemony Melodyne、WAVES TUNEの3種類をご用意しており、用途に応じたプラグインを使用しております。

    8.ボーカルのオートメーション
    声を張らない事が多いAメロやBメロの平歌、声を張るサビでは音量差が大きく異なります。
    コンプやEQ等でも調整は可能ですが出来る限り、プラグインに頼らず音量で調整する事が必要です。
    オートメーションでボリュームをコントロールする事で自然なニュアンスをキープしつつバランスよく聞く事が出来ます。
    以前はPro Tools上にてボリュームのオートメーションンを手書きにて行っておりましたが、
    最近はWAVES Vocal Riderで大よそのオートメーションを書き出してから手直しする事が多いです。

    最後に

    上記エディット作業は1曲辺り最短で2~3時間、長いと1日1曲になる事もあります。
    エディット作業の精度が荒いと必ずミックスの際に支障をきたし、仕上がりに大きく影響するので、
    ここ数年はミックスよりエディットに時間をかけるエンジニアも多くなってます。
    またアーティストご自身でエディット作業を行う方も多くなり、ご自身でエディットを行う事により、
    納得行く仕上がりになりスタジオ代も軽減出来ます。
    素晴らしいミックスに繋がるように妥協のないエディットを行っておりますので、
    皆様からのご予約お待ちしております。

    8項目を基本としたエディットでミックスをより良いモノに繋げるCPR STUDIOはこちら

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