- オブジェクト指向プログラムとは
- 2017/02/13
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現在、システム開発ではJava、Ruby、Pythonなどのオブジェクト指向プログラムと呼ばれるプログラミング言語が主流になってきています。
オブジェクト指向プログラムとはオブジェクト指向を採用したプログラミング言語のことで、オブジェクト指向とは、大きなプログラムを「データ(変数)とそのデータの操作(メソッド)を一つにまとめたオブジェクト(クラス)に分割」し「オブジェクト(クラス)とオブジェクト(クラス)の組み合わせ」で処理を行う方法論のことです。
オブジェクト指向プログラミングの特徴
オブジェクト指向プログラミングは「カプセル化」、「継承」、「継承による多態性」という3つの特徴を備えています。
カプセル化とは変数やメソッドを外部のクラスから隠蔽する機能です。隠蔽することで外部からのアクセスをコントロールでき、システムの予期しない挙動の防止やバグの発生場所の早期発見など保守性を向上させます。継承とは差分プログラムとも呼ばれ、複数のオブジェクトに共通する部分と共通しない部分とに分け重複するコードの記述を減らすことができます。
継承による多態性とはコンパイル時に決定されたデータ型を動的に変更するもので、必要に応じ処理を切り替えることが可能になります。これらのオブジェクト指向プログラミングの特徴はシステムの開発効率、堅牢性、メンテナンス性の向上に大きな影響を与えています。
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