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  • vim操作解説(初級・補完機能)

  • 2018/06/18
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  • コーディングをする上で多くの人がお世話になっている機能として、補完機能があげられます。
    補完機能を活用することで、入力する文字を減らすことで省力化し、すでにある文字列を再利用することでタイプミスを減らすことができます。
    最近のエディタであれば使える機能ですが、vimは複数の補完機能を使い分けることでより効率化できます。
    ここでは、筆者が多用する補完機能をいくつか紹介します。

    キーワード補完

    画面内・ファイル内の文字列を補完します。
    補完機能というと、このイメージになるかと思います。
    vimでは以下のように入力することでキーワード補完が実行されます。

    Ctrl + xを押下してからCtrl + p
    ※vimの設定ファイルにはなどと記述されることもあります。

    辞書補完

    ここから、他のエディタではあまり見られない補完になるのかなと思います。
    辞書補完とは、別ファイルに定義した文字列を補完するというものです。
    例えば、text.dictというファイルに以下のような入力があったとします。

    abcdefghijkl
    aaaabbbbcccc

    ファイルを読みこみ、abcまで入力してから以下のコマンドを実行すると辞書補完を行います。

    Ctrl + xを押下してからCtrl + k

    abc → abcdefghijklまで補完される

    この補完方法は頻繁に入力するキーワードを登録しておくという使いかたをすると、効果があります。

    ファイルパス補完

    ライブラリのインクルードを行うとき、以下の入力でパス指定の補完ができるようになります。

    Ctrl + xを押下してからCtrl + f

    パスの補完はWindowsのような c:\Users\xxxxのような形式も、Linuxの/home/user/xxxxのような両方のパス指定形式を意識せずに実行できるため、ファイルパスが思い出せないようであれば、気軽にを実行していいでしょう。

    まとめ

    vimには他にも便利な補完機能がありますが、ここではプログラム言語に依存しない、代表的なものを取り上げました。
    プログラム言語ごとの補完や、補完の自動化などより便利に使う方法については、別の記事で紹介できればと思います!

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  • ブラウザ処理だけを行い軽快に動作するヘッドレスブラウザとは

  • 2018/06/16
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  • ブラウザが表示されないブラウザと聞いて、どのようなものが想像できるでしょうか?
    とはいえ、ブラウザを使わないブラウザというのは昔からあったりします。
    Unixの世界においてはw3mやlynxといったテキストのみで表現するテキストブラウザが存在します。
    実際のところ、ヘッドレスブラウザもまたターミナルで通常のブラウザ同様のhttpやりとりを行います。
    それではテキストブラウザと同じではないかという疑問もあるでしょうが、ヘッドレスブラウザと別の名前がついていることには意味があり、役割が異なります。

    なにに使うのか?

    ブラウザ操作を自動化することで効率化を図るE2E(End to End)テストを実施するなかで感じる欠点を、ヘッドレスブラウザは解消することができます。
    欠点とは、E2Eテストは実際にブラウザを操作するため時間がかかるというものです。
    テストを行う上で、サイトの表示を確認できるならば、必ずしもブラウザを起動する必要はありません。
    httpのやりとりを行い、htmlの構造だけを取得&テストできれば良いのです。
    そこで登場したのが、画面描画を行わない、ブラウザの処理だけを行う軽快に動作するヘッドレスブラウザが登場しました。

    Chrome DevTools Protocol

    PhantomJsやCasperという、node.jsを使うヘッドレスブラウザがありますが(実際はseleniumと組み合わせて使用)、最近ではGoogle Chromeが公式にヘッドレスモードを搭載することで、こちらが使用されています。
    Firefoxもヘッドレスモードが入っており、主要ブラウザがヘッドレスモードを搭載する流れになっています(そのためPhantomJsは開発終了のアナウンスが発表されています)。

    まとめ

    ユニットテストでコードのテストを完全にしても、ブラウザで動かしてみないと正しく動作するかはわかりません。
    最終的は目視と手動でのブラウザテストが必要となりますが、普段からヘッドレスブラウザでのテストを自動化することによって普段のテストを効率化しましょう!

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  • vim操作解説(初級・移動操作)

  • 2018/06/12
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  • 前回の解説では、本当に基礎的な部分を扱いました。
    今記事では、移動に焦点を当てて解説できればと思います。
    ソフトウェア開発をする上で、IDEやエディタの操作をざっくり分類すると、文字を入力するか、カーソルで移動するか、コピーや削除など編集するかのいずれかになるでしょう。

    カーソル移動(応用)

    前回の記事で、上下左右の移動は編集モード時にhjklを使って移動するものと解説しました。
    今回はvimの特製と合わせて紹介します。
    vimの編集モードを入力する前に、数字を入力することができます。
    なんの役に立つのか? という疑問は当然です。
    例としては以下のように使用します。

    10j → 10行下に移動
    10l → 10文字左に移動

    このような操作に慣れると、矢印キーを押しっぱなしにして移動するよりもずっとスムーズに移動できるようになります。
    ここでのポイントは複数文字の移動よりも、数字の部分です。
    数字+操作の組み合わせは移動操作に限らず、vimの編集操作全般に活用できますので、ぜひ覚えておきましょう。

    単語移動

    単語単位移動と言われてもぴんとこないかもしれません。
    例えば、I have a pen.というテキストがあったとき、単語移動をすると以下のように移動できます。

    ※以下の文章において * をカーソル位置とします。

    I * have a pen.
     ↓単語移動
    I have * a pen.
     ↓単語移動
    I have a * pen.
     ↓単語移動
    I have a pen * .

    キーボードの矢印キーを連打するよりもずっと効率的に移動することができますね。

    単語移動操作、実はWindowsでも可能です。
    Ctrl + →で、右方向に単語移動ができます。メモ帳でもできるので、お試しください。

    vimの場合は、編集モードのとき以下の入力で可能です。

    w : 右方向に単語移動
    b : 左方向に単語移動
    e : 右方向に単語移動(単語の末尾へ移動)
    ge : 左方向に単語移動(単語の末尾へ移動)

    もちろんカーソル移動と同様に4wで4単語分右方向へ移動といったこともできます。
    vimを使う人は普段、10jや4wといった一気に移動できる操作で「おおまかに移動」してから、hjklで移動先へ微調整するという操作をしています(vimを使っている人の画面を見せてもらうと、だいたいそうでした)。

    行単位移動

    これはvim特有の移動方法になります(他の主要エディタで使えるのを見たことがないため)。
    例として、以下のようなテキストがあったとします。

    * I like vim editor.

    行頭にカーソルがあるとして、 fv と入力すると

    I like * vim editor.

    最初にvがある場所まで一気に移動します。
    この操作法に慣れると、上記の単語移動よりも正確に狙った場所へ移動し、すぐ編集ができるようになります。
    逆方向に移動する場合は Fl と入力すると、

    I * like vim editor.

    左方向に移動します。

    まとめ

    他にも便利な移動方法は複数ありますが、今回はすぐ使えそうなものを選んで紹介してみました。
    vimは学習コストが高く、使いこなすまでに時間がかかるかもしれませんが、投資した時間に見合うリターンのある(と信じている)エディターなので、この記事を機に触ってみてはいかがでしょうか?

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  • 環境設定をコードとして表現できるプロビジョニングツール『MItamae』

  • 2018/06/05
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  • 以前記載したVagrantの記事より、Vagrantを使うことで開発環境構築の効率化をすることができるようになりましたが、面倒なアプリケーションのインストールや設定が必要であるという問題が残ったままであることを示しました。

    今回はアプリケーションのインストール・設定を解決する方法として、プロビジョニングツールの紹介をします。

    プロビジョニングツールとは

    OSへのアプリケーションインストール・設定を自動化するツールとイメージしてもらえれば問題ありません。

    大きな特徴としては、設定内容をコードとして表現できるところです。
    Infrastructure as a codeという言葉をご存じでしょうか。
    インフラ(開発基盤となるOSやミドルウェアの設定等)をコードで表現することで、何度でも、自動的に環境構築ができるというものです。

    プロビジョニングツールにはChefやAnsibleなど代表的なものがありますが、今回はそのなかでもシンプルに使えるMItamaeを紹介します。

    MItamaeとは

    実はMItamaeにはitamaeという前身があります。
    itamaeはクックパッドで開発・利用されているプロビジョニングツールで、MItamaeはitamaeのフォーク版となります。
    実際のところ、itamaeとMItamaeは使用方法はまったく同じです(同じになるよう開発されている)。

    では、どこが違うのでしょうか?

    itamaeはrubyで開発されており、動作させるために複数のライブラリのインストールが必要なのに対して、MItamaeは1つの実行ファイルのみで依存ライブラリが必要ないところです。
    面倒な事前準備なしにMItamaeのファイルと設定ファイルのみで良いので、見通しが良くなります。

    どのように使うのか?

    MItamaeはmrubyで記述されており、設定もrubyぽく記述できます。
    例として、パッケージ管理システムからライブラリをインストールする例を紹介します。

    execute “update yum” do
    user “root”
    command “yum -y update”
    end

    %w[gcc zlib-devel bzip2 bzip2-devel readline readline-devel sqlite sqlite-devel openssl openssl-devel git libtool autoconf automake cmake gcc-c++ make pkgconfig unzip texinfo libevent-devel].each do |pkg|
    package “#{pkg}” do
    user “root”
    action :install
    end
    end

    ……いきなり面倒そうなコードが出てきてとまどうかもしれませんね。
    こちらをrecipe.rbというファイルに保存して、以下のコマンドを実行すると、CentOSのパッケージ管理システムであるyumでのライブラリアップデート、指定したライブラリの新規インストールが実行されます。

    MItamae local recipe.rb

    上記の要領で、必要な設定すべてをコードとして記述すれば、Vagrantをインストールし、仮想マシンでMItamaeを実行すれば開発環境の構築が完了します。

    まとめ


    前回のVagrantの紹介と合わせて、開発環境構築の自動化という切り口でMItamaeを紹介しました。
    面倒な作業は自動化して、開発に集中できるようにしていきましょう!

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  • マイクプリアンプ(Brent Averill Neve 3405)を導入しました。

  • 2018/05/31
  • Category:
  • ビンテージNEVEコンソールからラッキング化してマイクプリアンプ(Brent Averill Neve 3405)を導入しました。

    NEVE 1081と同様アンプカードをサウンドとは



    圧倒的な密度を誇り、ビンテージ機材の中でも絶大なる支持を得るNEVE 1081と同じコンソールに搭載されているプリアンプ2基をラッキング化したのがBrent Averill Neve 3405です。
    NEVE 1081と同様のアンプカードを使用しており、極めてNEVE 1081に近い重心の低いローミッドサウンドを作り出し他ソースと混ぜた時に圧倒的な存在感を表します。

    ドラムのルームマイクにステレオで使用してNEVE 3405の後にUREI 1178で強めにコンプレッションすると密度の高いルームサウンドが録れたり、ギター録りではAMS NEVE 1073と併用することで押し出しの強い中域と低域がバランス良く収録出来ます。

    NEVEモジュールをラッキングするメーカーは多数ありますが、その中でもBrent Averillのラッキングは非常精度が高く多くのレコーディングエンジニアから支持されています。
    ラッキング化するにあたりファンタム電源、DI機能が搭載されているのであらゆるシーンにて使用することが出来ます。

    今回の導入にあたりNEVEに精通するWAVERIDER 門垣氏に細部までメンテナンスを行って頂きまして最高の状態にてご利用頂けます。

    まとめ


    NEVE 3405はOLD NEVEならではのサウンドですが、ビンテージNEVEコンソールから同様にラッキング化したNEVE 1272とはキャラクターが異なるサウンドです。
    4チャンネル分ありますのでモノソースは勿論、ステレオソースにも対応出来ます。

    NEVE 3405でOLD NEVEを余すことなくレコーディング出来るCPR STUDIOはこちら

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  • 初回限定レコーディングパック【6時間20,000円、8時間25000円】を2018/6/1から2018/8/31まで実施!!

  • 2018/05/30
  • Category:
  • メジャーアーティストからインディーズアーティストまで幅広いアーティストに支持されるCPR STUDIOのレコーディングサービスを、初めてご利用の方にCPRサウンドを体感して頂きたく初回限定レコーディングパックを実施しております。

    最高のコストパフォーマンスを実現した初回限定レコーディングパック


    商用スタジオ機材を常設するCPR STUDIOが初めてご利用のお客様を対象にした初回限定レコーディングパックを6/1から実施致します。

    レコーディング時間内ではレコーディングやミックス、マスタリングは勿論、アレンジやシーケンス(同期)制作も行う事が出来て、お客様に合わせた自由度の高い内容でご利用頂けます。

    ●初回限定レコーディングパックご利用条件
    ・当スタジオを初めてご利用になる方が対象となります。
    ・スタジオ代、エンジニア代込。(オプション楽器は別途)
    ・2018/6/1から2018/8/31までの土日祝日を除く平日(11:00~17:00(6h)、11:00~19:00(8h))がご予約日の対象となります。
    ・時間内であれば録音、ミックスダウン(ピッチ修正、ハーモニー作成、ドラムタイミング修正含む)、マスタリングまで行います
    ・複数日予約の場合、初回ご利用日のみキャンペーン適応となります。
    ・延長の場合、通常料金となります。
    ・料金は税抜での記載となっております。

    経験豊富なエンジニアとハイエンド機材を駆使した高音質レコーディングとは


    レコーディングエンジニアは弾き語りからバンド録り、合唱からボイスサンプルまで様々なレコーディングスタイルや音楽ジャンルに精通しておりフレキシブルに対応可能です。(エンジニアページ参照)
    プロデューサーやディレクターが不在の場合は第三者の意見がなくディレクションが不明確になりがちですが、弊社エンジニアの的確なディレクションやエディットは定評があり、録り段階から楽曲を最大限にブラッシュアップさせます。
    ミックスダウンやマスタリングにおいてもPro Tools内での内部ミックスから、アウトボードをフル活用する外部ミックスも可能で仕上がりを見据えて臨機応変に対応します。

    スタジオ内部はレコーディングブース1部屋、コントロールルーム1部屋のスタジオとなり、コントロールルームからレコーディングブースの様子は映像にて確認出来るようになっております。
    コントロールルームは14帖の広さを確保し5~6名でしたら、狭さを感じることなくストレスフリーでの作業が行えます。
    レコーディングブースも13帖をありますので、デッドサウンドからライブサウンドまで幅広い部屋鳴りをコントロール可能です。

    サウンドの要となるレコーディング機材にはDAWに商用スタジオ標準のPro Tools HDX(Ultimate Ver2018.4)、プラグインにはWaves Mercury、UAD-2 Ultimate、McDSP、SoundToysと言った定番ブランドは勿論、Slate Digital、iZotope、FabFilter等の今流行りに乗るブランドもご用意しております。(プラグインリストページ参照)
    録り音のキャラクターを決めるマイクにはNEUMANN、JZ Microphones、TELEFUNKENなど、アウトボードにはNEVE、SSL、UREI、TUBE-TECHなど豊富にご用意しており、またドラムセットや各種アンプも常設しているので安心してレコーディングが行えます。(機材ページ参照)
    同時録音トラック数も24chを確保しておりますので、一発録りも可能です。

    まとめ


    電車でお越しの場合、JR山手線、JR京浜東北線 田端駅が最寄り駅となり田端駅より徒歩2分と駅近で、移動もストレスフリーに行えます。
    特に連日レコーディングの際は移動だけで疲れることなくレコーディングに集中出来ます。
    田端駅は新宿から17分、池袋から9分、上野駅から7分とアクセスも良く、終電も遅くまで運行しておりますので安心して作業が行えます

    お車でお越しの場合はスタジオ隣にコインパーキングがありますので、機材搬入も手軽に行えます。

    スタジオのご見学、お打合せも可能となっておりますのでお気軽にご連絡を頂ければと思います。
    皆様からのご連絡をお待ちしております。

    コストパフォーマンスと音質を重視する初回限定レコーディングパックを実施しているCPR STUDIOはこちら

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  • 料金改定のお知らせ

  • 2018/05/29
  • Category:
  • 拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

    平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
    弊社におきましては、お客様各位のご期待に添うべく、経営の合理化を図り常設楽器(各種弦楽器、ドラム、各種アンプ)料金をスタジオ料金内に含め据え置いてまいりました。
    しかしながら、昨今の各楽器メンテナンス維持費の相次ぐ値上げその他経費の高騰により、もはや企業努力のみでは料金の水準を維持するのは困難な事態となりました。

    つきましては、誠に不本意ながら7月1日(日)より料金体系を別紙の通り改訂させていただくことになりました。
    何とぞ諸般の事情をご賢察の上、ご了承賜りますようお願い申し上げます。
    まずは略儀ながら、書中をもってお願い申し上げます。

    敬具

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